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Channel: 薔薇、または陽だまりの猫
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福島原発告訴団 第一次告訴のお知らせ

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11日は、いよいよ、「福島原発告訴団」による第一次告訴です。1324人の福島人
が告訴人となりました。
福島地方検察庁へ、告訴状と告訴人それぞれの想いをこめた陳述書を提出してき
ます。
・・・と、決意されています。注目を!!

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福島原発告訴団 第一次告訴のお知らせ

6月11日 (月)
12:30集合:福島市市民会館* 第2ホール
13:00出発:福島地方検察庁へ全員で徒歩移動
13:30告訴状提出:福島地方検察庁
(弁護団・団長・副団長・各地区代表)
14:30記者会見:福島市市民会館第2ホール
15:00頃「告訴報告集会」:同所
16:15頃 閉会

※福島市の中でも信夫山の麓の線量の高めのところであるため、被曝防護にご注
意ください。
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この未曾有の公害事件は、取り返しのつかない汚染と被曝をひき起こしました。
失われたものの数々は、戻ってはきませんが、少なくとも、社会的な公正、正義
を回復するために、被害当事者として声をあげることが、私たち自身が尊厳を
もって生き延びるために不可欠であり、何より、子ども達、未来世代の人々にこ
の重荷を手渡さなければならない私たち大人にとっての責任であり義務であると
思っております。
どうか、この動きが、広く日本の人々に伝わり、第一義的責任を負うべき者の責
任がきちんと追求されますように。そして、311後もたらされてきた混乱と分断
を私たちが自ら乗り越える契機となりますように。
今後とも、ご注目とご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
福島原発告訴団事務局・九州ブロック幹事 うのさえこ
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「福島原発告訴団」 ブログ福島原発告訴団(累計35000ページビュー超)
住所〒963-4316田村市船引町芦沢字小倉140-1
メール1fkokuso@gmail.com TEL080-5359-7279
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☆告訴宣言 http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/p/blog-page_17.html

☆陳述書記述例として、何通かの実際の陳述書を読むことができます。
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/p/blog-page_07.html

☆週刊金曜日に連載されている「福島原発告訴団の想い」がネット公開されてい
ます(連載は7回までの予定です)。
第1回武藤類子さん
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120511-00000302-kinyobi-soci
第2回浅田眞理子さん
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=1972
第3回人見やよいさん
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120525-00000302-kinyobi-soci
第4回片岡輝美さん
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120531-00000302-kinyobi-soci

以下は、告訴団に共感を寄せていただき、紹介してくださっている記事です。
☆本日に向けて
http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/1b7dc53e218c2ff2236505fc4447dc9c

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福島原発事故の責任をただす!告訴宣言

福島原発事故から1年を過ぎた今なお、事故は全く収束せず被害は拡大の一途をたどっています。美しい自然と豊かな生命をたたえたふるさと、何ものにも代え難い共同体を失った私たちは、地域社会の分断という重荷を背負い、いつ終わるともしれない苦難の中にいます。

福島原発事故は、すでに日本の歴史上最大の企業犯罪となり、福島をはじめとする人々の生命・健康・財産に重大な被害を及ぼしました。原発に近い浜通りでは、原発事故のため救出活動ができないまま津波で亡くなった人、病院や福祉施設から避難する途中で亡くなった人、農業が壊滅し、悲観してみずから命を絶った農民がいます。

このような事態を招いた責任は、「政・官・財・学・報」によって構成された腐敗と無責任の構造の中にあります。とりわけ、原発の危険を訴える市民の声を黙殺し、安全対策を全くしないまま、未曾有の事故が起きてなお「想定外の津波」のせいにして責任を逃れようとする東京電力、形だけのおざなりな「安全」審査で電力会社の無責任体制に加担してきた政府、そして住民の苦悩にまともに向き合わずに健康被害を過小評価し、被害者の自己責任に転嫁しようと動いている学者たちの責任は重大です。それにもかかわらず、政府も東京電力も、根拠なく「安全」を吹聴した学者たちも誰一人処罰されるどころか捜査すら始まる気配がありません。日本が本当に法治国家かどうか、多くの人々が疑いを抱いています。

生命や財産、日常生活、そして「健康で文化的な最低限度の生活」さえ奪われた今、すべての人々がそれを奪った者への怒りを込めて、彼らの責任を追及し、その罪を認めさせなければなりません。そのために、最も深刻な被害を受けている福島でまず私たちが立ち上がり、行動しなければなりません。告訴団を結成した理由もここにあります。

私たちは、彼らに対する告訴を福島地検で行うことを決めました。自分たちも放射能汚染の中で被曝を強要されながら存在しなければならない矛盾、逃れられない厳しい現実を背負う福島の検察官こそ、被害者のひとりとして、子どもを持つ親として、この事故に真摯に向き合うべきだと考えるからです。

私たちは、自分たちのためだけにこの闘いに踏み出すのではありません。日本政府は、あらゆる戦争、あらゆる公害、あらゆる事故や企業犯罪で、ことごとく加害者・企業の側に立ち、最も苦しめられている被害者を切り捨てるための役割を果たしてきました。私たちの目標は、政府が弱者を守らず切り捨てていくあり方そのものを根源から問うこと、住民を守らない政府や自治体は高い代償を支払わなければならないという前例を作り出すことにあります。そのために私たちは、政府や企業の犯罪に苦しんでいるすべての人たちと連帯し、ともに闘っていきたいと思います。

この国に生きるひとりひとりが尊重され、大切にされる新しい価値観を若い人々や子どもたちに残せるように、手を取り合い、立ち向かっていきましょう。

2012.3.16
福島原発告訴団結成集会参加者一同

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福島原発告訴団の思い(1) 武藤類子さん

「責任の重さを感じつつ」 福島原発告訴団長・武藤類子さん(58歳)

 どうして東京電力の責任において除染は行なわれないのだろう。どうしてSPEEDIの情報を隠した人が何の責任も問われないのだろう。どうして原発の再稼働は、安全性を軽視してきた同じ役人が判断する立場にいるのだろう。どうして放射能「安全」キャンペーンにより人々に無用な被曝を負わせた人が、健康調査の責任者なのだろう――。

 震災から1年。どう考えても不思議で理不尽な話が福島県で起こり続けています。人々はそれに翻弄され、がっかりし、疲れ果て、「そんな話はもう聞きたくない」と、放射能への警戒心を手放していきます。癒やされず、解消もされない悲しみと怒りが、やるせないあきらめとなって県内に漂っているような気がします。「復興」という言葉が空しく県内をこだましています。

 私は、福島県田村市で飲食店を経営していました。手作りの野草茶や、家庭菜園で作った野菜、近くの山で採れる山菜や木の実を調理して、店のメニューにしていました。店では、山から切り出した木を薪ストーブで燃やし、暖房にしていました。東京電力が引き起こした原発事故で、そのすべてが安全ではなくなり、店は休業せざるを得ませんでした。

 このままでは前に進めない。この原発事故の原因はどこにあるのか、誰にあるのかをしっかりと調べ、明確にしてほしい。そして、その責任をきちんと追及してほしい。それを訴えていくことが、次世代に対する私たちの責任だ――そんな思いが、私たちに刑事告訴を決意させました。人の罪を訴えるということは、同時に自分たちの責任も問われるものでもあるような気がしています。告訴団長を引き受け、責任の重さを両肩にずっしりと感じつつも、事故でいったんバラバラにされた大勢の福島県民が新たにつながる機会にしたいと、前向きに考えていきます。

 それぞれの福島県民が原発事故で受けた被害をしたためた陳述書を書き、訴えていくこの刑事告訴が、事故の責任を明確にするだけでなく、県民一人ひとりの力を取り戻す大切な機会にもなると考えています。そして、市民の苦しみを直視せず、なお原発を推進し、利権をむさぼろうとしている巨大な力にくさびを打ち込み、新しい価値観の21世紀を築くことになると信じて、取り組んでいきます。

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( 全交(平和と民主主義をめざす全国交歓会)
ホームページ
http://www.zenko-peace.com/
ブログ
http://zenko-peace.blog.so-net.ne.jp/

が、京都での大飯原発再稼働阻止 連続アクションをよびかけています。

大飯原発再稼働阻止 連続アクション
佐藤です。

大飯原発の再稼働阻止のが最大の山場です。
野田首相の会見には本当に腹が立ちました。

明日6月11日(月)から13日(水)まで、毎日18時から18時30分
関西電力京都支店前で抗議アクションを行います。
30分間だけの行動ですが、野田首相、山田知事、関西電力に声を
届けようと思います。

関電京都支店は、JR京都駅から中央郵便局前を北へすぐの所です。

連絡先:
satokazu@wave.plala.or.jp

ぜひ、よろしくお願いします。


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