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原発とめよう!九電本店前ひろば第297日目報告

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★原発労働者・梅田(うめだ)隆(りゅう)亮(すけ)さんの裁判をご支援ください!!

 原発労働元作業員・梅田隆亮さん 『原発労災給付不支給処分取り消し』裁判提訴
2月17日(金)13:30 福岡地方裁判所 門前集合
              福岡地裁 訴状提出           
         14:00 報告集会 福岡県弁護士会館2F(福岡地裁敷
地内隣)
              弁護団 から報告 
              原発労働裁判・梅田さんを支える会 から挨拶
              記者会見
              質疑・意見交換             
  (詳細は下記報告に掲載:ご参加・ご支援よろしくお願いします。)

【転送・転載大歓迎】
原発とめよう!九電本店前ひろば第297日目報告
呼びかけ人(4月20日座り込みから2月10日現在総数2031名)
★原発とめよう!の輪をひろげる【呼びかけ人】2月10日6名
上田 実 皆川博子 仁平麻利絵 執行大介 梶原和成 未確認1名

<ひろば・想い・感想・ご意見等 嬉しいです>
 ★私たちの声と行動で原発・再稼働は止められます。★

★ 横田つとむ さんから:
青柳 様
お疲れさまでした。
今日のテント村は 先客万来でしたね。
先に失礼しましたが TSUさんのバッグは見つかりましたか?
たくさんの人だと どうも何か 抜け落ちるようです。

今日は 梅田さんの訪問をブログに掲載しました。
あんくるトム工房
元原発労働者 梅田さんの裁判   http://yaplog.jp/uncle-tom-28/archive/1708

★ ひろぱ 上條 さんから:
<テント報告>
テント立ち上げ時に人が多かったようです。
北九州の石尾さんがゼッケンをつけて九電前を歩いていました。
久留米の今村さんがシチューを作ってくれました。
安河内さんがお姉さんを連れてテントに来てました。手作りの
サンドイッチを持ってこられました。
堤さんがブランケットとおにぎりの差し入れ。
皆様差し入れありがとうございました。

11月に福岡に避難してきた男性が来ました。
去年11月の福岡一万人集会に参加されたようですが、3.11の
集会もぜひ参加したいとのことです。
韓国からの留学生キムジョンミンさんが来訪。大学の試験で
忙しかったようです。
真崎さんと木村さんが来訪。
片付け近くにはテントの中が満杯になるほどの人で賑わいました。
今日は訪問者が入れ替わり立ち替わりやってきて楽しく過ごすことができました。
 フクシマ〜フクオカ、核なき未来へ さよなら原発!3.11福岡集会(福岡
市須崎公園)の
チラシとポスターがかなり捌けました。賛同カンパもよろしくお願いします。
<郵便振替口座番号: 01770 - 5 - 71599 加入者名: さよなら原
発!3・11福岡集会実行委員会>
   3.11ブログ http://0311fuk.blog.fc2.com/

★ 梅田(うめだ)隆(りゅう)亮(すけ)さんの労働裁判をご支援ください!!
2月17日(金)13:30 福岡地方裁判所 門前集合

福岡市在住の梅田隆亮さんは、1979(昭和54)年、配管工として島根原発
と敦賀原発の定期検査業務に従事しました。梅田さんをはじめとする多くの下請
労働者は、放射線被ばくに対する知識ももたないまま、アラームメーターなどの
計器類を他の労働者に預け、放射性物質が飛び交う、超高濃度の放射線量の原子
炉内でマスクも着けずに作業しました。福岡に戻った梅田さんは、原因不明の鼻
血や吐き気やめまい、全身倦怠感などに襲われ、精密検査の結果、その体内か
ら、人体に存在するはずのないコバルトやマンガン、セシウムなどの放射性核種
が検出されました。しかし、労災申請の準備を始めた梅田さんのもとには、元請
会社などからの圧力や強迫が相次ぎ、当時の梅田さんは家族や職人を守るために
労災申請を断念せざるを得ませんでした。

しかしその後も、梅田さんは、放射線被ばく者特有の「ぶらぶら病」と呼ばれる
症状に悩まされ続け、2000(平成12)年3月には、ついに急性心筋梗塞を
発症しました。
これに対し、梅田さんは、2008(平成20)年、労災を申請しましたが、国
は、元請会社等が提出した資料を鵜呑みにして梅田さんの作業実態とはかけ離れ
た低い被ばく線量を認定するとともに、低線量被ばくや内部被ばくの危険性を不
当に過少評価して、梅田さんの急性心筋梗塞と被ばくとの因果関係を否定し、労
災認定を棄却しました。
 
2011年3・11の東京電力福島第一原発事故の作業に従事する下請労働者た
ちの過酷な労働実態がセンセーショナルに報じられるようになりましたが、原発
は平常時でも、梅田さんのような下請労働者の危険な人海戦術に頼らなければ運
転することすらできない代物です。全国の原発で定期検査が行われている今も、
何万人もの下請労働者が劣悪で非人間的な労働を強いられています。

梅田さんは、自らが体験してきた原発労働の実態を明らかにし、原発労働によっ
て奪われた健康と人権の回復を求めて、2012(平成24)年2月17日、国
を相手に裁判を起こします。この裁判は、原発労働や原発の非人道性を社会に知
らしめ、また梅田さんと同じように放射線被害に苦しむ多くの原発労働者たちの
権利を回復するための重要な闘いです。どうか、多くの皆様が、この裁判を、ご
支援していただきますようお願い致します。                 
  原発労働裁判・梅田さんを支える会  共同代表 石村善治/木村公一 連
絡先:木村公一 〒819-1574 福岡県糸島市川原(かわばる)516 
  TEL:080-6410-3311 FAX:092-812-2741 e-mail
grssasaerukai@gmail.com
  支援カンパ: 郵便振替口座 01700−1−125911 加入者名:
原発労働裁判・梅田さんを支える会 

★ ひつじのショーンこと久保晴義 さんから:
8日の夜、在住の韓国から福岡に到着。 ギンズバーグのマスターがまた天然酵
母パンを20個差し入れして
くれました。今回はプレーンの全粒粉パン、レーズン入り、カシューナッツ入り
の3種類です。
いずれもノーバター・ノーミルク・ノーシュガーで天然酵母を使い、マクロビオ
テック式で
作っているそうです。 しかも彼の反原発の「念」が込められているということ
ですから
よく噛み締めてお召し上がりください。 えっ? 話が遅いって? ごめんなさ
い。 
残り6個です。冷凍していますので希望者はご連絡ください。 

今日は玄海原発に向けて出発の日です。 まず久留米でデモします。
11日は久留米から佐賀市まで移動。 佐賀県庁や市役所、繁華街をデモした後
小出裕章氏の講演を聴きます。 
12〜17日の6日間は佐賀―武雄―伊万里―玄海町(原発)―唐津―糸島とデモン
ストレーションしながら
移動するつもりでしたが、ちょいと状況の変化があり、福岡にとんぼ返りするこ
とになりました。 
久留米の状況は明日メールします。

 天国の淀川さんから、メッセージを戴きました。
「放射能! 恐いですね〜 危ないですね〜 嫌ですね〜
 こわい ! こわい ! こわい !
 原発なんか 早く無くさないと いけませんね〜
 原発 さよなら、 さよなら、   さよなら!」  
(淀川さんをご存じない方には通じませんね ^^) 

★ 今村 さんから:
<久保さん IN KUPUME>
昨日午後、佐賀に行かれる久保さんが久留米に立ち寄られました。以下、西鉄駅
前のお店での久保さんのお話です。
----
久留米も福岡もおなじだね。反原発の風景がない。風景がないと、世論が生まれ
ない、世論のないところは、変わらない。
先日、テントを直方の女性が尋ねてこられたんです。五才と三才の母である彼女
は、幼稚園の給食の野菜が安全かと尋ねて、先生に「ここは九州ですよ、何言っ
てるんですか」といわれ、以来、園の人間関係の中で孤立してまい、九電前テン
ト広場を探してきてくれたんです。野菜の汚染の心配をした幼子を持つ母親が孤
立してしまう、それが世の中の実体なんでしょうかね。日本の現状なのでしょう
かね。だとしたら、この国はとんでもない方向に向かっている。そのことに、私
はいま、じっとしていられないですよ。(久保さん談)

夕方から立ち飲みが始まるこの店で、いつものように反原発のゼッケンを着けて
いる久保さんに、「あらー、原発に反対、、はい、大事なことばい」と声を掛け
る客、「さっき黄色い旗をみたよ」と、あたたかく出迎えてくれた店主。
短い時間でしたが、久留米の町に、反原発の風景の見えたひと時でした。また、
久留米においでください。ありがとうございました。

★ folklore さんから:
皆さまへ。
以前こちらでご案内しました1月26日久留米反原発学習集会は90名弱の参加でし
た。途中、イスが足りなくなるという嬉しいハプニングもありました。関わって
くださった皆さま、お疲れ様でした!38年間、被曝労働者を追い続けてきた報道
写真家の樋口健二さんの講演はすばらしいものでした。原発の炉心で働く労働者
の姿、原発に向かう青年労働者たちの姿などをスクリーンに映し出し、その時の
説明を詳しくしていただきました。ボロ雑巾のように使い捨てにされている被曝
労働者の数はおよそ48万人。原発は被曝労働なしには動かないという実態を再度
認識しました。この日の集会は1月31日付け毎日新聞24面に写真付きで載りまし
た(福岡版と筑後版)NAZEN福岡ブログからも見られます。
http://blog.goo.ne.jp/nazen-hukuoka1114ご覧ください。
2月は26日(日)に反原発集会を行います。ぜひ、ご参加ください。

○今日(11日)の予定★
今日(11日)13:30〜15:00(雨天中止あり)
天神コア前にて原発いらんばい!街頭宣伝を行います。
すべての原発いますぐなくそう!NAZEN1000万人署名にぜひご協力ください。

○2.26反原発集会のご案内○
「すべての原発の再稼働、原発輸出を許さない行動を!」
○1年目の3.11に向けて、2月26日に反原発集会を開催します。
○36万人の福島の子どもたちのために福島に診療所をつくろう。

★ 匿名者 から:
青柳様
2月26日に北九州で行われる映画『ミツバチの羽音と地球の回転』の後援を北九
州市が断ってきたと聞きました。
私も実際、どういう対応をするか北九州市に電話をしてみました。
すると「環境課が後援を拒否する判断をしたので、環境課に電話するように」と
言われ、環境課に電話しました。
環境課はもう本当にとぼけて耳を疑う事、腹立つ事ばかりの対応でした。
「映画の後援をしたら企業の目、市民の目があるから困る」との事です。何が環
境課でしょうか!
お金持ちの原発推進の市民や企業のためにしか動かないようです。
本当にとんでもない事だと思います。
「中立を保つために後援はできない」等とも言っていましたが、一体どこが中立
でしょうか?今まで行政あげて原発を推進してきたくせに。
市民がするささやかな上映会の一つに「原発反対の映画だから」とこんなにめく
じらを立てるという事、許せないと思います。
行政に「後援しないと言ったら引き下がった楽勝!楽勝!」と思わせず、市民は
見ているという事を表すのが大切だと思います。
多くの方からの抗議をお願いします。
抗議先→北九州市環境課 093-582-2173

★ 清水@グルントヴィ協会 さんから:
青柳さん、こんばんは。
前にお知らせした3.11のドイツ・グローナウ(Gronau)での福島一周年集会です
が、友人のライナーが主催者団体のリーダー、ウド・ブッフホルツと連絡をとっ
てくれて、日本からの公式ゲストとして紹介されることになりそうです。ウドと
も昔会ったことがあります。被災者、およびがんばるみなさんの声を伝えてきま
す。相当の人数になるようです。
さて、いつもの原発関連情報26です。

1,少し前の記事になりますが、エコレゾ・ウェブに原子力技術者田中三彦さん
との対談が載っています。とてもよい内容で、他の対談とは一線を画します。最
後のパッシブ・ソーラーの話は、大規模太陽光パネルなどを推進する人たちにぜ
ひ聴かせたい話です。
http://www.eco-reso.jp/feature/love_checkenergy/20111219_5280.php
小出裕章さんの新しい対談もありますが、こちらはさほどの内容はありません。
http://www.eco-reso.jp/feature/love_checkenergy/20111223_5295.php

2,その小出さんが、大阪への瓦礫受け入れ問題で、維新の会の学習会に呼ばれ
て講演し、その録画がIWJに掲載されています。趣旨は、瓦礫は福島第二原発に
置くのが一番よい、しかし、東電も政府もその方向で動かず、時間が経つばかり
で、このままでは福島の住民、とくに子どもたちの被曝が進むので、瓦礫を受け
入れる専用の施設を財政力のある大阪のような自治体が建設して、完全に封じ込
めるのはやむをえない選択としてありうる、というものです。一般の焼却施設、
一般の処理場で管理することには反対しています。
http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1#utm_campaign=ss-post-backlink&utm_source=8481429&utm_medium=social

3,河野太郎ブログに自民党エネルギー政策議員連盟の提案が掲載されていま
す。再稼働を認める点は反対ですが、それ以外は妥当な内容です。ドイツ、ス
ウェーデンなどの段階的廃止政策を参考にしたと思われます。
http://www.taro.org/2012/02/post-1163.php
同じブログにある「原子力規制組織の独立性」も民主党よりはよい内容です。
http://www.taro.org/2012/02/post-1162.php
あの自民党(といっても一部ですが)がここまでやれるということは、要するに
野党時代は官僚の抵抗や懐柔がないので、主張を鮮明に出せるが、与党となると
官僚にいいくるめられて、政策は彼らが骨抜きにして現状維持をはかるというこ
となのでしょう。民主党もまったく同じです。ガンは官僚利権や利益団体のロ
ビー活動ということになります。

4,官僚のやり方は保安院のストレステスト意見聴取会によくあらわれています
が、それに関して共同通信の記事です。委員の方が利益相反があると申告してい
るのに、「いいから、いいから」と任命しています。
http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012020901001945.html

5,8日のその意見聴取会のフジテレビの報道です。タレントに焦点を当ててい
るのが、いかにもフジテレビですかね。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00216873.html

6,これらの動きは、大飯原発再稼働への布石ですが、グリーンピースが再稼働
をさせないために、現地に「福井アクション・センター(仮)」を設置するとい
うことです。
http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/press/pr20120209/

7,現地福島では推進派の動きも活発化しています。
http://mainichi.jp/select/science/news/20120209k0000m010013000c.html
「(原発の仕事が)なくなると敦賀や若狭は壊滅的な状態になりかねない」とい
うセリフは「ひとたび事故があれば、敦賀や若狭は壊滅的な状態になりかねな
い」に変えるべきでしょう。

8,その福井では原発関連の高校生の就職状況は前と変わらず、という記事で
す。就職の自由はもちろん保障されるべきですが、それ以前に学校での原発の危
険性の学習が必要ですね。
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpowerplantfuture/32955.html

9,西日本新聞が、玄海町の外遊を詳細に報道しています。7日に紹介した赤旗
の記事と関連します。これで実質はただの観光旅行ということがはっきりしました。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/286326

★ 諸留(モロトメ)能興(ヨシオキ)《パレスチナに平和を京都の会》さんから:
   全国に広がりつつある汚染!!
 福島県の伊達市で同市農業委員会が、福島原発事故によって放射能汚染された
ため、耕作を見合わせている農家に対して、「農地として適切に利用されていな
い」として、「耕すように指導」しているという東京新聞の報道を以下にお知ら
せします。

 「指導」を受けているのは、市内の小野寛さん(51)。事故によって田畑は
3マイクロシーベルト毎時の放射線値を示すようになったそうです。そのため、
ここで耕作をしても収穫物を食べることはできないと考えて、耕作を断念。さら
に被曝を避けるために、それまで植えられていた小麦なども収穫しませんでした。

 これは極めて妥当な措置だったと思います。小野さんが懸念したように、放射
能汚染された作物を収穫すると、放射性物質が舞い、吸い込んで内部被曝してし
まう可能性が強くあります。また土いじりの仕事である農作業は他の様々な面か
らも、被曝の可能性が高く、汚染地帯での作業は危険性が高いために避けること
がのぞましいからです。
 
また汚染された土地から収穫したものは、当然ながら汚染されてしまうため食べ
られないとの判断も妥当です。それどころか、耕作をせず、とりあえずはそれま
で生えていたものもそのままにしておいたほうが、事故が収束した後に、生えて
いるものを刈り取り、土の表面数センチをはぐことで、農地を再生させる可能性
が残されるのであって、耕して放射性物質を鋤込むことをしなかったこの判断
は、きわめて賢明であったといえます。

 むしろ国や県、各自治体の農業対策室は、こうした判断を昨年3月の時点で示
し、耕作中止を呼びかけるべきだったのであり、今回の措置は、そうした失策を
振り返らないばかりか、自らの被曝を避け、田畑への放射性物質の鋤込を回避し
て農家に、被災農地での被曝を伴う耕作を強制するものであって、まったく間
違っています。
  ---以下東京新聞記事より------
耕作放棄じゃない 除染待つ間に農地利用促す通知
東京新聞 2012年2月8日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2012020802100006.html

 米から国の基準を上回る放射性物質が検出された福島県伊達市で、土壌汚染や
被ばくへの懸念から耕作できなかった農家に対し、市農業委員会が田畑を耕作放
棄地と扱う通知を出した。「農地として適切に利用されていない」として耕すよ
う指導。一月中旬に通知を受けた同市の小野寛さん(51)は「耕すと放射性物
質が土に混ざる」と困惑している。 (中崎裕)
 各自治体の農業委員会は農地法に基づき、年に一度、耕作放棄地を調査。最初
の指導通知が届いた時点で耕作放棄地扱いとなり、所有者は原則的に新たな農地
取得ができなくなる。同市農業委は今回、二百件ほどの指導通知を出した。
 小野さんは二千平方メートルの田畑で米と小麦を栽培。主に自家用だが、一部
を販売している。米は、秋から育てたライ麦を刈り倒して雑草などを抑える独自
の有機栽培をしてきた。
 昨年三月の原発事故で、田畑は毎時三マイクロシーベルトと高い線量が検出さ
れた。単純計算で年間二〇ミリシーベルトを超え、政府が避難を促す基準を超え
る値だ。「作っても食べられない」と判断し田植えをやめた。土ぼこりなどを
吸って被ばくする懸念があったため、ライ麦と小麦の収穫もせず、田畑はそのま
まにしていた。「除染さえできれば耕作するつもりだった。放棄したわけじゃな
い」。小野さんは農業委員会に通知を取り消すよう求めたが、受け入れられな
かった。

 農地法には、災害時などは耕作放棄地扱いしないとの規定がある。農林水産省
の担当者は「農業委に判断は委ねられるが、一般論として原発事故があった福島
なら放射線への懸念は災害にあたるだろう」と説明する。しかし、市農業委は
「高線量のホットスポット以外の地域は、放射能への懸念があっても特別扱いは
していない」との見解。一方で、伊達市では農地の除染方法を検討中としてまだ
決めていない。
 小野さんは「耕作すれば放射性物質が混ざり、自然になくなるのを待つしかな
い。セシウムは半減期が三十年もあるのに、どうすればいいのか」と力なく語る。

<原発事故による耕作規制> 農林水産省は昨年、避難区域と土壌調査で1キロ
グラム当たり5000ベクレルを超える地域の米の作付けを制限。伊達市は対象
外だが、避難区域に近い地域では米から国の暫定規制値(1キログラム当たり
500ベクレル)を超えるセシウムが検出された。規制値は1キログラム当たり
100ベクレルに引き下げられる見込みで、農水省は今年も作付け制限を検討。
除染方法は、表土を地中深くに埋めるなど農水省がいくつか案を示しているが、
最終的には自治体が方法を決めることになっている。
    ----以上、東京新聞より---------
 農家を保護するはずの農業委員会が、こうした「指導」を行うことは、農民
と、その農民が生産する農産物、更にはその農民が生産する農産物を体内に摂取
する私たち日本国民のいのちを軽視する、ひどい話しです。

 先日、京都大学農学部の食料・環境経済学科(かっての農林経済学科)の農学
原論講座や経営学講座有志主催の「福島第一原発事故と農業」というシンポジウ
ムに、私(諸留)も出席しましたが、
 「今回の福島の放射能の汚染はたいしたものではない」
「そもそも、農業経営学や農学原論などの文化系の学問をやっている者には、放
射能のことなんか解るはずないから、基準値がどうこうという話題は本日の討議
対象から除外します」
・・・などといった、驚くべき発言が、会議の冒頭、司会者の原論講座准教諭の
口から、堂々と、飛び出す始末!!農学研究者として失格だなぁ・・と、同大学
(かっての同農林経済学科農学原論講座)出身の私(諸留)は、つくづく情けな
く、また恥ずかしく思いました。

 まさに、『農学栄えて農業滅ぶ』を、地で行くような、こうしたありさ
ま・・・原子力ムラの体質は、原発関連集団だけでなく、農業関連の生産者・農
協や農業委員会など各種農業団体・農学者からなる「農業関連ムラ」にも、今回
の原発事故の起こるずっと以前からも、広範に根深く巣くっています。
 汚染は、また、福島県外にも、全国的規模で拡散するきざしが鮮明になりつつ
あります。沖縄でも、東京湾でもセシウムが拡散しています。

★ 前田 朗 さんから。
原発を問う民衆法廷の大阪学習会の案内です。
  **
2月12日(日)14時〜エルおおさか504号室
http://l-osaka.or.jp/pages/access.html

報告:前田朗「原発民衆法廷の今日的意義」
主催:原発 を問う民衆法廷関西実行委員会

*原発事故で、福島の子ども たちの45%が内部被曝した。少なからぬ 人々が死
に追いやられた。多くの人々 が住む家を追われた。福島の人々に降りかかった
災厄はいったい誰のせいなのか。体内に入ったヨウ素、セシウム等は「無主
物」?大地・ 故郷が放射能で汚染されたのは「津波」のせい? そうではない。
フクシマ事故は人災であり、犯罪だ。その責任の所在は東電、政府以外にはあり
得ない。

原発は、歴代の日本政府が 推進してきました。このたびの原発事故は、その結
果引き起こされたものです。

民衆法廷とは、現在の裁判 所に代わって、市民の運動によって新しい法規範を
確立する取り組みです。民衆法廷が出す判決(勧告)は法の正義を実現し、法規
範をつくっ ていきます。 原発に関係する法律は、「原子力基本法」や「原子力
損害賠償法」などがあります。残念ながら、これらの法律は 原発を推進するこ
とを前提にした法体系です。 民衆法廷は、被災者のすべての権利を実現し、原
発政策そのものを問いただすため、民衆の知恵と創意で、正義の 法規範につく
りかえるために行います。

原発の被害者などから申し 立て(訴え)を受けます。民衆法廷は判事団、代理
人、被告で構成します。判事は、日本国憲法、各種の法律、国際法の経験を持つ
者です。裁 判は、第1回の東京をスタートに、各地を巡回し 公判を開きます。
原発事故と原発政策を推進した政府と電力会社の「原発犯罪」、その責任を法に
より明確にします。

第1回の東京公判に続い て、各地で公判を開催していき、被災者の避難の権
利、損賠賠償、内部被ばく、原発の危険性など、原発の課題を検証し、実際に提
訴されてい る裁判に対し、民衆法廷の判決(勧告)、検証の内容などを生か
し、支援します。
*原発を問う民衆法廷実行委員会*

★ 原田 さんから:
毎日の報告メールありがとうございます。
そして座り込み、ほんとうにお疲れさまです。
さて、上映会の告知をお願いします。
「いのちの映画祭」というタイトルで、2月から、いのちをテーマにした映画の
上映会があっています。
その2回目、12日(日)の上映は、「カンタ!ティモール」です。

『カンタ!ティモール』
●日時:2月12日(日) 12:20-14:20(※トークは10:30-)
●場所:福岡市男女共同参画推進センター「アミカス」 4階ホール
 (アクセス:西鉄天神大牟田線「高宮駅」西口すぐ)
●料金:前売り1500円 当日1800円
●問い合わせ:いのちの映画祭実行委員会
         メール:eiga@windfarm.co.jp
         電話:093-202-0081(ウインドファーム内)
※映画の前後で、ウィンドファーム代表の中村隆市さんと、広田奈津子監督の
トーク・対談もあります。
 映画のチケットで視聴できます。

美しい音楽とともにつづられた、
東ティモール問題に関するドキュメンタリー映画です。
中村隆市さんのトークでは原発のはなしがあります。
http://cinema.okagesama.net/archives/144

●○●○○○●○●○●○

★ 福岡県知事への申し入れと懇談会。
昨年の11.13『さよなら原発 ! 福岡 1万人集会』集会実行委員会として、
  集会参加者1万6千人の「集会宣言文」の手渡しと
原発の廃炉・安全協定・防災計画についての申し入れ・懇談会。

  2月14日(火) 13:00〜13:45
  福岡県庁 9階(北棟) 消防防災課の隣の会議室
    地図:http://tinyurl.com/7zu4ev4
  30名(MAX)程度の部屋だそうです。

事前打ち合わせ
2月14日(火) 12:45〜
福岡県庁 1階中央ロビーにて
* <昨年は12月13日、九州電力への申し入れと12月22日、佐賀県知事
への申し入れを行ってきました。>

★ <<ご一緒に参加しませんか!>>

裁判は初めて!
裁判ってめんどうで そして、なんだか少し怖いな?
裁判とは?
原告とは?
原告になると困ることがでてこないかな!
裁判で原発(原子力発電所)をとめられるの?
いろいろ 疑問???

新聞・ラジオ・テレビ で

「原発なくそう!九州玄海訴訟」
1月31日佐賀地方裁判所に1704名の原告が国と九州電力を被告として、
原発差し止めの裁判を提訴。(第1陣)
裁判は、引き続き第2陣、第3陣等とつづく。

どうして?
こんなにたくさんの人々が関係している裁判ってなんだろう!?

聞いてみよう。

日 時: 2月18日(土)14:00〜16:00
場 所:「ホテルサンライン福岡博多駅前内」2階会議室
     福岡市博多区博多駅前4-11-18 電話 : 092-409-2121
     JR博多駅博多口を出て、代々木ゼミナール(対面・ANAホテル)前を
     住吉神社の方向に歩き、最初の交差点を左折した先です
 地図・交通アクセス http://www.h-sunline.co.jp/bbb/access/
参加費:無料

・長い間、公害裁判をしてきた 馬奈木昭雄 弁護士さんの話しも聞けるよ。
・裁判の内容や原告の意味などについての報告。

主 催:「原発なくそう!九州玄海訴訟」原告団・弁護団
ホームページ:http://no-genpatsu.main.jp/index.html
連絡先:090-9071-7963(椛島・かばしま弁護士)

東京電力の福島第一原発事故で、原発の安全神話は完全に崩壊しました。
佐賀県の玄海原発が事故を起こしたら、佐賀・長崎・福岡・熊本・大分の北部九
州全域に及ぶことは明らかです。

★「原発なくそう!九州玄海訴訟」(玄海原発1万人訴訟)
ホームページ:http://no-genpatsu.main.jp/index.html
 原告・サポーターを募集しています。(九州以外の方もO.k)
 原告(第1陣)1704名、1月31日佐賀地方裁判所へ訴状を提出。
 原告第2陣の提訴は3月12日予定。 
 連絡先:090-9071-7963(椛島・かばしま弁護士)

★フクシマ〜フクオカ、核なき未来へ
   さよなら原発! 3・11 福岡集会
3月11日(日)13:30集会開始 14:30デモ出発
集会場所: 須崎公園 福岡市中央区天神5丁目8
   地図: http://tinyurl.com/6od2twa
主 催: さよなら原発! 3.11 福岡集会実行委員会
連絡先: 原発とめよう!九電本店前ひろば
    090-1324-8588(ひろば)
    福岡市中央区渡辺通2丁目1−82 
 地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html

第3回実行委員会
日 時:2月28日(火)18:30から21:00
場 所:福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)
連絡先:090-1324-8588(ひろば・テント)

★《九州・沖縄・韓国に住む市民による さよなら原発ネットワーク》 
  ホームページ: http://www.goodbye-nukes.com

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  ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば★☆
    Twitter フェイスブック ミクシー等で拡散よろしくお願いします。
    ★☆ 原発とめよう!九電本店前ひろば ★☆
    午前10時から午後5時(土・日曜・休日は閉設)
    ♪ みなさん、一緒に座って・語り合いませんか☆
   場所:九州電力本店前 福岡市中央区渡辺通2丁目1−82 
   地図:http://www.denki-b.co.jp/company/map19.html
   ★☆(ひろば・テント 090-1324-8588) ☆★

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青柳 行信
y-aoyagi@r8.dion.ne.jp
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小出 裕章氏 講演会
子どもたちに伝えたい 『原発が許されない理由』
日 時:2012年2月12日(日曜)
開 場:午後1時 / 開 演:午後1時30分
場 所 :浄光寺本堂(佐賀県神埼市神埼町神埼529 電話:0952-52-2017)
参加費:無料(どなたでもご参加ください)
主 催:未来ネット佐賀ん会
問合せ先:電話 080-1725-9735(後藤さん) 0952-52-2017(浄光寺)
http://healing-goods.info/koide/category/%e8%ac%9b%e6%bc%94%e4%bc%9a%e6%83%85%e5%a0%b1/2012%e5%b9%b4%ef%bc%92%e6%9c%88/
 11日の佐賀市での講演は予約で満杯だそうです。

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