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Channel: 薔薇、または陽だまりの猫
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インドで燃え上がる反原発運動と日本の責任/

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さとうしゅういち@緑の党・ひろしま さんから
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 「インドで燃え上がる反原発運動」と題して、広島中区の国際会議場で岐阜女子大学の福永正明さんが講演しました。グローバリゼーションを問う広島ネットワークの主催。

福島原発事故から1年半が過ぎましたが、日本政府は事故から真摯に学ぶことなく「原発輸出」の方針を変更していません。
日本企業は、これまで同様にアジアの人々に危険な原発を売り込もうとしています。インド国内にはウラン鉱山や高速増殖炉などの核関連施設があり、核保有国でもあります。その意味でインドへの原発輸出は複雑な問題をかかえていますが、日本はインドと原子力協定を締結し、金儲けをしようとしています。
 一方、住民の原発反対運動は福島事故後に大きく盛り上がっています。インド南端に位置するクダンクラム原発建設予定地では住民が非暴力抵抗運動を25年間続けており、最近も女性を中心とした住民が抗議のハンストなどを続けてきました。しかし、去る9月10日には州政府警察および特別治安部隊が警棒での殴打、催涙ガス噴射などで弾圧、さらには実弾銃撃により死者が出る状況に至り、インド内外から大きな批判の声が上がっています。
 福永正明さんは、3月にクダンクラム原発施設に近い反対運動拠点を訪問され、雑誌『世界』2012年5月号、11月号などに現地報告と日本の責務について書かれています。

福永さんは
「日本の民主党政権のもとで原発輸出へかじを切り状況が悪化している。」と告発したうえで、しかし、「では、民主党政権が倒れ別の政権になったからといって、状況がよくなるわけではない。民主党は(原発輸出という)パンドラの箱を開けただけだ。」とも指摘しました。

以下は、福永さんのお話の概要です。
http://hiroseto.exblog.jp/19109802/

さて、今日の主催団体のグローバリゼーションを問う広島ネットワークの渡田正弘さんら3人は、インド入国を拒否されました。

その顛末について報告がありました。
http://hiroseto.exblog.jp/19109881/


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