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Channel: 薔薇、または陽だまりの猫
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539人の連名で民主党京都府連合に再稼働反対の要望書提出

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藤井悦子です。
民主党京都府連合への
再稼働反対の要望書の提出のご報告です。
539名の連名が集まりました。
みなさま、本当にありがとうございました。

感触はあまりよくありませんでしたが、
(報道では、今日、民主党は、腹立たしいことに、
政府が再稼働を判断をした場合には
党として容認することを決めたようです。)
こちらは、かなり強く主張してきました。
代表で提出した坂本真有美さんの報告文をお送りします。

ここから
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日は3時半から民主党京都府総支部連合会に
京都市:藤井、南丹市:児玉、京田辺市:坂本で、
府内有志539名の思いを伝えるべく、申し入れに行ってきました。

対応は、4月1日から幹事長となったばかりの
京都府議会議員でもある中小路健吾氏です。
15分間の予定でしたが、少しオーバーして
20分強となりました。

以下、要望書を読み上げた後の質疑応答です。
A.が、中小路氏の回答です。

Q.民主党京都府総支部連合会としてはどう考えているのか?
A.議員の意見はいろいろで、意思統一はしていないので、
「民主党京都府総支部連合会として」の意見というのはまとまってない

Q.府議会が提出した意見書と違う政府の対応に対して、
抗議なり、意見を言うということは、考えてないでしょうか?
A.国は今議論をしているので待っている。
民主党京都府総支部連合会と府議会は別組織なので、
その点は、府議会の判断となる、
また、私は府議会議員でもありますが、
今は民主党京都府総支部連合会幹事長としての立場でここにいる。
(府議会内の民主党の議員間でそういった話は)していない。
国は慎重になっていると見ている。

Q.ええっ?!慎重になっているんですか?全く反対だと思いますが?
A.そもそものところより慎重になっています。
私たちにはそうは思えない、にわか仕立ての基準は防潮堤も
フィルターも避難計画も後で、という信じがたいものだし、
すごく急いでいる、京都を地元とは見ていないなど、
とんでもない状態であることなど口々に伝えました。

それで、この要望については急を要するので、
どういった対応をしていただけるか、と確認したところ、
政策調査委員会で検討してからの対応となります。
もちろん急を要することはわかっていますが、
組織的に対応しますので今ここでどうする、とは言えない。
お預かりします、としか言えない。
(京都府選出の)国会議員にはこういった要望があったと伝えます。
時間も過ぎていましたが、くれぐれも国に申し入れてほしい、
回答はインターネットで公開するなどなど
退室するまで言い続けてきました。
9日月曜日にはその後どうしてくれたのか、を問い合わせます。

取材は、テレビがNHK/毎日放送/読売テレビ
新聞が京都新聞/毎日新聞/(電話取材で朝日新聞)

一日半で539人の連名となり、迫力が出たと思います。
それぞれのネットワークで広めて下さったみなさん、ご協力ありがとうございました。
539人の皆さんにご報告できたらいいのですが、その余裕がございません。
お手数をおかけしますが、広めて下さったネットワークでこの報告を流してください。
よろしくお願いします。

今後も、一日単位で状況に油断ができません。
それぞれの力を発揮して、運転再開はさせないように、
一緒にがんばりましょう。

報告:坂本真有美

(以下、民主党京都府連合への要望書)

無責任な再稼働の「政治判断」に反対し、
京都府知事の「事前同意」を再稼働の条件とするように
国と関電と民主党中央本部に強く求めてください。

民主党京都府総支部連合会御中

 私たちは、大飯原発3・4号機の再稼働を強く憂慮し、急きょ集まった京都府民です。京都府は、先日のSPEEDIの予測結果にも明らかなように、大飯原発で大事故が起きれば、大量の被曝・避難が避けられません。北部市町村の防災計画もできておらず、飲料水の確保も、避難路の確保もできない状態です。このようななかで、京都府の知事・議会・府民、および滋賀県はじめ関西広域連合は、「現時点での再稼働は反対」との強い申し入れを行いました。それにもかかわらず、現在、民主党を中心とする政府が、京都府・滋賀県をいまだ地元と認めず、福島第1原発事故の十分な原因究明のないまま、保安院に暫定的な安全基準をつくらせ、「再稼働への政治判断」を行おうとしていることに、私たち府民は強い憤りと失望とを感じています。
 山田啓二京都府知事は、3月29日来庁した保安院の、再稼働にむけた説明に対して『納得できない。これで再稼働は乱暴である。その旨、所管大臣にお伝えしてくれ』と発言され、京都府民の声を代弁していただきました。ところがあろうことか、保安院は帰途、知事に納得していただけたと思うと発言し、知事の申し入れを持ち帰るどころか、門前に投げ捨てて行きました。
 保安院は、このたびの対応だけでなく、昨年6月22日付けで京都府知事以下全市町村長が連名で発出された丹後半島の津波調査の要望を無視し、棚ざらしにしてきた事実でもご理解いただけるように、原子炉の安全規制という任を果たさず、ひたすら推進側に片寄った欠陥組織であり、いまでは解体を待つだけの存在です。
 このような組織によって急きょ作成された「暫定基準」は、福島事故の原因究明を待って得られる科学的知見とは無縁であるどころか、防潮堤もフィルターも避難計画も全ては再稼働の後とされ、これで再稼働を行うのは、被害を受ける住民の安全をまったく無視した耐え難い暴挙であると、怒りを持って撤回を求めます。
 再稼働の動きが急を告げる現在、私たちは、政権与党である民主党に対し、あらためて府民・国民の声に耳を傾けるよう求め、以下の3つの事項について強く要望いたします。

(1)現時点での無責任な「政治判断」による再稼働をやめるよう、国、民主党本部、及び京都府選出の貴党所属国会議員に申し入れてください。わたしたち京都府民の命と安全を守ってください。

(2)国が京都府を「地元」と認め、京都府知事の事前同意を再稼働の条件とするよう、国、民主党本部、及び京都府選出の貴党所属国会議員に強く申しいれてください。

(3)関西電力に対して、国が大飯原発の再稼働を政治判断する前に、早急に京都府と立地自治体並みの安全協定を結ぶように、強く申し入れてください。また需給予測の根拠を公開するよう求めて下さい。
この書面を、国及び貴党中央本部並びに京都府選出の貴党所属国会議員にお届けいただきますよう、お願いいたします。

2012年4月6日
大飯原発3・4号機の再稼働に反対する京都府民 有志539名

【伊根町(3名)】【舞鶴市(18名)】【宮津市(5名)】
【京丹後市(5名)】【綾部市(13名)】【京丹波町(8名)】
【南丹市(4名)】【亀岡市(23名)】【京都市(283名)】
【向日市(49名)】【大山崎町(2名)】【長岡京市(5名)】
【宇治市(15名)】【八幡市(40名)】【城陽市(8名)】
【井手町(1名)】【京田辺市(50名)】【精華町(2名)】
【木津川市(5名)】

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ここまで

藤井悦子
http//:www3.to/agenda/


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