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天皇出席の震災3周年追悼国家式典反対!3・10大阪及び3・11東京/反戦反天皇制労働者ネットワーク

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安倍政権は今年も天皇出席のもと東日本大震災3周年追悼式を開催します。私たちはこの犯罪的な天皇国家式典を許せません。3月10日には大阪で、3月11日には東京で下記の集会を行いますので、多くの参加を呼びかけます。

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■ 天皇のことばで放射能は消えない!
天皇出席の震災3周年追悼国家式典反対!3・10大阪集会
天皇と共にする全国いっせい黙祷に反対
  ◇2014年3月10日(月)午後6時半から
  ◇エルおおさか(地下鉄谷町線・京阪「天満橋」下車、西へ徒歩5分)
  ◇参加資料代  500円 (経済的に厳しい方は受付へ)
  ◇主催  参戦と天皇制に反対する連続行動

3月11日、政府は天皇出席の下、東日本大震災3周年追悼式を開催する。
昨年は、追悼式を前にして安倍首相は談話を公表し「犠牲者への鎮魂、追悼とともに、被災地の復興、被災者の生活再建、さらに全土の災害に強い国づくり」への決意を述べ、天皇とともにする黙祷にあわせて全国で黙祷するよう要請した。
さらに閣議了解事項として、各府省での弔旗掲揚と各公署・学校・企業などへの弔旗掲揚の協力要請をも決定した。
昨年の2周年追悼式は安倍自民党政権成立による核・原子力政策の復活にむけたもので、安倍は式辞で「我が国全土にわたって災害に強い強靭な国づくりを進める」とその決意を語った。
今年、安倍政権は原発を「基盤となる重要なベース電源」と位置付ける新たな「エネルギー基本計画」を策定し、野田民主党政権の「2030年代原発ゼロ」という欺瞞的な原発政策さえかなぐり捨て、核政策の全面的な推進を図ろうとしている。
現在稼働ゼロである原発の再稼働、核燃料サイクルの推進、原発輸出が大手をふって推進するのである。
3周年追悼式典とは、天皇の「おことば」と天皇とともにする黙祷で、大震災の被害と原発破壊の被害をおおい隠し、原発・核推進への政策転換を推し進めるものにほかならない。

●天皇アキヒトの「おことば」を弾劾する
昨年の2周年追悼式において天皇アキヒトは「おことば」で、まず「2年前の今日、東日本を襲った巨大地震とそれに伴う大津波により、2万人を超す死者、行方不明者が生じました」と述べた。
しかし、それは、福島原発破壊・放射能汚染により福島県で15万人もが避難を強いられていること、地震・津波による直接死より関連死(避難途中や避難先で死亡)の方が多いという悲惨な現実にはまったくふれず、無視したものであった。
それどころか、国や東電の責任には一言もふれず、つまり免罪し、「原発事故の対応に当たった関係者の献身的な努力に対し、改めて深くねぎらいたく思います」と称賛したのである。
また「諸外国からも実に多くの善意が寄せられ……被災者を励ましてくださっていることに感謝しています」と、国家を代表する元首でもないのに「元首」面で猿芝居までしたのだ。
そして安倍政権が侮辱しつづける中国と韓国の欠席をおおいかくした。
安倍政権はここでも、中国に対し日中共同声明(中華人民共和国が「中国の唯一の合法政府」)に違反して台湾を国交ある政府として扱うという侮辱と挑発を行ったのである(国連は「蒋介石の代表(台湾)」を2758号決議で追放)。
こうしたうえでアキヒトは、「災害に関し、日頃の避難訓練と津波防災教育がいかに大切であるか」「施設面の充実と共に……災害の記憶の継承……身の安全が確保されることに工夫と訓練を重ね」などと民衆に説教をたれ、為政者としての本性を露出した。
そして発言の最後に「今なお多くの苦難を背負う被災地に思いを寄せるとともに、被災者一人びとりの上に一日も早く安らかな日々の戻ることを一同と共に願い、御霊への追悼の言葉といたします」と、あたかも臣民を思いやる態度を示し、自分こそ慰霊・追悼する祭司であると民衆に刷り込もうとしたのである。
いうまでもなく、天皇を国家の「上位」にある「最高の権威」とされるのは、権力者によるだけではない。
なによりも民衆が天皇を人民のうえに立つ「尊き君主」「ありがたい君主」として崇め、自らを「天皇の臣民」として隷従しているからに他ならない。
天皇アキヒトの大震災3周年追悼式への出席と「おことば」は、民衆が「臣民」であることを前提とし、かつそれをいっそう強めるものである。
そしてそれは国家と東電など独占資本の利益と横暴を保証することをその本質とするのだ。
私たちは、こうした国家式典と天皇の行為を、人民としての尊厳と誇りにかけて断固として拒否・弾劾する。
「王さま」を「王さま」にしているのは私たち民衆でもあることを改めて確認し、「王様ははだかである」と大声
で叫び、「王さまの奴隷」であることを拒否しよう。
追悼国家式典を許さず、天皇と共にするいっせい黙祷を拒否しよう。

●国と東電の責任を追及せよ
 現在、安倍政権は福島原発の被害補償と汚染対策の経費が際限なく膨張する事態に、東電資本に責任をとらせるのではなく、破産させずに拡大する経費に次々税金を投入する決断をした。
汚水遮水工事にも地表遮水工事にも廃棄物保管・処分施設にも税金を使う。
さらに原発再稼働をすることで東電をはじめ全電力会社を救済するのだ。
またGE、東芝、日立など福島原子炉メーカーの責任は原子力損害賠償法で最初からまったく免責されている。
今反原発を闘う人々は国や東電や原子炉メーカーの責任を問うさまざまな裁判を始めた。
また議員立法で成立した「子ども・被災者支援法」の内容ある実現をめざして政府と闘っている。
原発再稼働を阻止し、六ヶ所再処理工場の稼働を許さず、高速炉もんじゅを廃炉にしよう。
国と東電と関連する企業・資本、学会・マスコミを含む原子力村の責任を追及しぬこう。

 原発・核推進の「エネルギー基本計画」弾劾   原発輸出反対、原子力協力協定反対
14万人の原発避難者に避難の権利を保障し、完全な賠償をせよ
汚染地帯の子ども若者・女性の避難の権利を保障せよ
被爆労働を許すな、労働者の権利を守り賃金をピンハネするな
核燃料サイクルを阻止し、日本原子力研究開発機構を解体しよう
天皇による慰霊と追悼を弾劾しよう

参戦と天皇制に反対する連続行動
  *3.10集会に賛同を。 賛同費は1000円。3.11賛同と明記を。
  郵便振込  00900-8-168991  口座名 反戦反天皇制労働者ネットワーク

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式典当日には下記の集会デモを行います。

■3・11天皇出席の震災3周年追悼式典―全国一斉黙祷反対!集会・デモ
  ◇日時 2014年3月11日(火)11時45分開場 12時〜 集会後デモ
  ◇場所 中央区築地社会教育会館 第一洋室 
  ◇主催 3・11行動実行委員会
       (呼びかけ 反戦反天皇制労働者ネットワーク)


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