いま日本政府と原子力事業者は、まるで福島原発震災などなかったかのように、市民の声を一切政策決定のプロセスに入れないで、市民とは全く隔絶された霞が関や永田町の中で、六ヶ所再処理工場のアクティブ試験の再開と、原発運転再開の強行をもくろんでいます。「ストレステスト」という、これまでと同じような面々が、原発/再処理工場の安全を評価した事業者を原子力安全・保安院がチェックするという、福島原発に起きている事態についてもまだ全く分かっていないにもかかわらず、従来からのプロセスにのっとって、「妥当です」という評価を下しているのです。
六ヶ所再処理工場は、2006年3月31日に、使用済み核燃料を使って再処理の本格的な工程を実施するアクティブ試験を開始したものの、最後の溶けた高レベル放射性廃液とガラスを混ぜるガラス固化の工程が失敗し続け、さらに固化施設の天井の煉瓦が炉内へ落下して取り出せなくなり、長期停止を続けていた。福島原発事故をきっかけに、プルトニウムを再処理して取り出し利用する核燃料サイクルそのものの是非をめぐって政治の方向性が全く定まっていないにもかかわらず、経産省原子力安全・保安院は六ヶ所再処理工場の再開を黙認し、青森県三村知事の了解も取り付けたことで、運転再開に向けた運転準備は始まっています。
関西電力大飯原発3,4号機は、1月18日に、関電側が出していたストレステストの評価を経産省原子力安全・保安院が「妥当」と結論付けたことから、運転再開へ急速にピッチが上げられています。18日の意見公聴会は市民の傍聴を認めずに締め出し、密室での「妥当」の結論となったのです。福井県知事が了解するとあとは政府の総理、経産大臣、原発担当相、官房長官の4人の政治判断が下され運転再開となります。しかし今、周辺自治体、特に福井県小浜市がおおい町並みの、滋賀県が福井県並みの、事前了解の権限を織り込んだ安全協定の締結を関電に対し求めています。このような周辺自治体は今までは安全対策のカヤの外に置かれてきただけに、立地自治体並みの安全協定を要求するのは全く当然のことです
。
=-=-=-=-=-=- 以下、転載文 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
◆福島老朽原発を考える会 (フクロウの会)
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2012/01/post-c206.html
☆ 26日対政府交渉…六ヶ所再処理試験再開問題&原発再稼動問題
みなさまへ(拡散希望)
本日16日に六ヶ所再処理工場のガラス固化試験再開に抗議する抗議行動と抗議文提出を経済産業省別館前にて行いました。抗議文は短時間に256団体の連名をいただきました。ありがとうございました。
寒い中20名ほどが集まり、横断幕を広げ、チラシを撒きながら、アピールしました。新聞の取材もありました。最後に原子力安全・保安院核燃料サイクル課の方の前で抗議文を読み上げ、しっかりと渡しました。参加された皆さんお疲れさまでした。
さて、この続きは政府交渉でということで、六ヶ所再処理の試験再開問題と原発再稼動問題についての政府交渉を1月26日(木)に行います。どなたでもご参加いただけます。大きい部屋を確保していますので、是非今のうちからご予定をお願いします。
■六ヶ所再処理試験再開と原発再稼動問題についての対政府交渉
■1月26日(木)13:00参議院議員会館集合
■事前集会の後、交渉は14:00〜16:00
■会場は参議院議員会館講堂
■連絡団体:PEACE LAND/花とハーブの里/グリーン・アクション/美浜の会
/グリーンピース・ジャパンFoE Japan/フクロウの会
■■問合せ:090−8116−7155(フクロウの会:阪上まで)
★変更となる場合があります。
★交渉用の質問書は確定し次第お知らせします。
★交渉の際に、「原発さよなら署名」の提出も行います。「原発さよなら署名」は下記まで送ってください。1月22日必着です。
〒162-0825 新宿区神楽坂2-19 銀鈴会館405 AIR
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
= - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - =
◆国際環境NGO FOE JAPAN
http://www.foejapan.org/energy/evt/120126.html1/26
☆政府交渉「原発再稼動と六ヶ所再処理工場試験再開問題」
福島原発事故の原因は、津波の前に地震動で配管が損傷した可能性も否定できません。このように事故原因についてもまだ明らかになっていない状況です。このような中にあって、原子力安全・保安院は、関西電力の大飯原発3・4号のストレステスト評価案を提示しました。
原子力安全委員会とIAEAによる評価を経て、4大臣が運転再開の政治判断を下し、地元了解を経て2〜3月には運転が強行される可能性があります。
六ヶ所再処理工場についても、再処理そのものの行方が不確定な中で、事業者の日本原燃が試験再開作業を進め、政府が黙認するという状況が続いています。
原発再稼動問題と六ヶ所再処理の試験再開問題について、市民団体と政府との交渉を行います。
ぜひご参加ください。
日 時
2012年 1月26日(木)13:00〜16:00
会 場
参議院議員会館講堂 >地図
内 容
14:00〜15:00 六ヶ所再処理工場試験再開問題
15:00〜16:00 原発再稼動問題
対応: 原子力安全・保安院、資源エネルギー庁、原子力安全委員会
資料代
500円
主催
PEACE LAND/花とハーブの里/グリーン・アクション/美浜の会 /グリーンピース・ジャパン/FoE Japan/福島老朽原発を考える会
問合せ
福島老朽原発を考える会 阪上 090-8116-7155
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六ヶ所再処理工場は、2006年3月31日に、使用済み核燃料を使って再処理の本格的な工程を実施するアクティブ試験を開始したものの、最後の溶けた高レベル放射性廃液とガラスを混ぜるガラス固化の工程が失敗し続け、さらに固化施設の天井の煉瓦が炉内へ落下して取り出せなくなり、長期停止を続けていた。福島原発事故をきっかけに、プルトニウムを再処理して取り出し利用する核燃料サイクルそのものの是非をめぐって政治の方向性が全く定まっていないにもかかわらず、経産省原子力安全・保安院は六ヶ所再処理工場の再開を黙認し、青森県三村知事の了解も取り付けたことで、運転再開に向けた運転準備は始まっています。
関西電力大飯原発3,4号機は、1月18日に、関電側が出していたストレステストの評価を経産省原子力安全・保安院が「妥当」と結論付けたことから、運転再開へ急速にピッチが上げられています。18日の意見公聴会は市民の傍聴を認めずに締め出し、密室での「妥当」の結論となったのです。福井県知事が了解するとあとは政府の総理、経産大臣、原発担当相、官房長官の4人の政治判断が下され運転再開となります。しかし今、周辺自治体、特に福井県小浜市がおおい町並みの、滋賀県が福井県並みの、事前了解の権限を織り込んだ安全協定の締結を関電に対し求めています。このような周辺自治体は今までは安全対策のカヤの外に置かれてきただけに、立地自治体並みの安全協定を要求するのは全く当然のことです
。
=-=-=-=-=-=- 以下、転載文 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
◆福島老朽原発を考える会 (フクロウの会)
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☆ 26日対政府交渉…六ヶ所再処理試験再開問題&原発再稼動問題
みなさまへ(拡散希望)
本日16日に六ヶ所再処理工場のガラス固化試験再開に抗議する抗議行動と抗議文提出を経済産業省別館前にて行いました。抗議文は短時間に256団体の連名をいただきました。ありがとうございました。
寒い中20名ほどが集まり、横断幕を広げ、チラシを撒きながら、アピールしました。新聞の取材もありました。最後に原子力安全・保安院核燃料サイクル課の方の前で抗議文を読み上げ、しっかりと渡しました。参加された皆さんお疲れさまでした。
さて、この続きは政府交渉でということで、六ヶ所再処理の試験再開問題と原発再稼動問題についての政府交渉を1月26日(木)に行います。どなたでもご参加いただけます。大きい部屋を確保していますので、是非今のうちからご予定をお願いします。
■六ヶ所再処理試験再開と原発再稼動問題についての対政府交渉
■1月26日(木)13:00参議院議員会館集合
■事前集会の後、交渉は14:00〜16:00
■会場は参議院議員会館講堂
■連絡団体:PEACE LAND/花とハーブの里/グリーン・アクション/美浜の会
/グリーンピース・ジャパンFoE Japan/フクロウの会
■■問合せ:090−8116−7155(フクロウの会:阪上まで)
★変更となる場合があります。
★交渉用の質問書は確定し次第お知らせします。
★交渉の際に、「原発さよなら署名」の提出も行います。「原発さよなら署名」は下記まで送ってください。1月22日必着です。
〒162-0825 新宿区神楽坂2-19 銀鈴会館405 AIR
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
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◆国際環境NGO FOE JAPAN
http://www.foejapan.org/energy/evt/120126.html1/26
☆政府交渉「原発再稼動と六ヶ所再処理工場試験再開問題」
福島原発事故の原因は、津波の前に地震動で配管が損傷した可能性も否定できません。このように事故原因についてもまだ明らかになっていない状況です。このような中にあって、原子力安全・保安院は、関西電力の大飯原発3・4号のストレステスト評価案を提示しました。
原子力安全委員会とIAEAによる評価を経て、4大臣が運転再開の政治判断を下し、地元了解を経て2〜3月には運転が強行される可能性があります。
六ヶ所再処理工場についても、再処理そのものの行方が不確定な中で、事業者の日本原燃が試験再開作業を進め、政府が黙認するという状況が続いています。
原発再稼動問題と六ヶ所再処理の試験再開問題について、市民団体と政府との交渉を行います。
ぜひご参加ください。
日 時
2012年 1月26日(木)13:00〜16:00
会 場
参議院議員会館講堂 >地図
内 容
14:00〜15:00 六ヶ所再処理工場試験再開問題
15:00〜16:00 原発再稼動問題
対応: 原子力安全・保安院、資源エネルギー庁、原子力安全委員会
資料代
500円
主催
PEACE LAND/花とハーブの里/グリーン・アクション/美浜の会 /グリーンピース・ジャパン/FoE Japan/福島老朽原発を考える会
問合せ
福島老朽原発を考える会 阪上 090-8116-7155
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